同窓生だけの異業種交流会『六の花・咲かそう会』3月例会は、とてつ
も無く「異業種」の講師にお話をうかがいました。
港50期、児玉 大紀さんはベンチプレス競技のプロ(ベンチプレッサー)
でなんと世界チャンピオンでもあります。競技はフルギアとノーギアと
に分かれて行われるが、両方で世界チャンピオンになったのは児玉さんだけ。
(ネット検索をしたらいろいろ出てくるよ!)
ベンチプレス世界チャンピオンに輝くこと14度。現在6連覇中でベスト記録
300.5キロ(なんと体重の4倍!)の世界記録保持者でもあります。「近い
うちに体重の4.5倍挙げます!」と言い切るのも、鍛えた体は勿論、独自の
理論とメソッドを開発したからだとか。
現役選手として世界中を飛び回る傍ら、大阪と横浜にジムを開設。彼を慕っ
てイギリス、オーストラリア、ドイツ、台湾など海外からも練習に来るそう
です。日本国内ではもちろん無敵のジムで、世界チャンピオンも多く排出し
ていていくつかの階級で1・2・3位を独占することも珍しくないです。
児玉さんは高校時代は水泳部に所属し、スイミングクラブでのウエイトトレ
ーニングをきっかけにベンチプレスを始めて、2年で世界チャンピオンになる
ほどだから、天性の素質を秘めていたのでしょう。またスポーツ界では、日本
人が強くなると不利な方向にルール改正がなされることも良くありますが
「本当に強い人は、ルールが変わっても勝つ」と児玉さんはどこまでも強気です。
南アフリカやオーストラリア、インドネシア、シンガポール、リトアニア。
世界中で行われる競技会に参加をする中、アメリカで大会を主催するアーノルド・
シュワルツネッガーとも面識があり、メジャーリーガーのダルビッシュ投手とも
食事をしたりするつきあいだとか。スポンサーや競技開催者の期待に応え続ける
スーパースターですが、素顔は大変謙虚で人懐っこい笑顔が素敵な人でした。
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