2月8日(金)午後7時から、今年最初の『六の花・咲かそう会』例会が港高校内の同窓会館で開かれた。
外部から講師をお招きする特別講演会で、港27期・加瀬さんの会社の大先輩である仁木一徹(ニキ トオル)氏を講師にお招きした。
タイトルは「中国古典から現代慣用句徒然」。港10期から61期までの幅広い年代の同窓生約20名が集まって聴講した。
仁木さんはまず、会社の社長から「会社を守るために組合を作ってほしい」と依頼された珍しい経緯から話し出された。 日本でも非常に稀であろう、会社と組合が真の意味で連携して外部からの浸食に打ち克ち、会社を再建されたお話には聴いている皆が大変驚いた。
さらに、教職のご経験や会社での社員研修にも従事されてきたご経験から「迷った時は古典に学べ」と、「四書五経」をぜひ読んでみるようにと話された。 日常的に今も使われている熟語やことわざの多くの出典元でもあるが「風雪に耐えて数百年、数千年生きてきた教えには、必ず今に通じるヒントがある」とのこと。 日頃使い慣れている言葉の間違いの話は、聴講した会員の多くが、今週中に家庭や会社、あるいは酒の席で、薀蓄を傾けるに違いない。懇親会でもいろいろとお話を伺ったが、皆から自然に「第2回目」を熱望する声が上がるほど、楽しく啓蒙していただいた会となった。
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