平成23年11月13日(日)午前11時,大阪市北区中之島所在のリーガロイヤルNCBにおいて,34期の同窓生が,30年ぶりに再会しました。
恩師の田頭政泰先生(3年6組担任),栗田功一先生(数学),中村忠昭先生(書道),森本芳包先生(2組担任)及び岡本和信先生(8組担任)にもご参加頂き,総勢107名が集った会合では,満面の笑みで皆が昔を懐かしみ,「懐かしいね」,「全然,変われへんやん」,「大分,変わったな」などといった会話がそこここでなされ,30年前にタイムスリップしたような気持ちで昔話に花を咲かせていました。
その日は,午後1時より,近隣に位置するグランキューブ大阪(大阪国際会議場)において,港高校創立100周年記念式典・祝賀会が,盛大に開催されましたが,そのイベントが,平成22年6月頃,六の花会において,本格始動した際,私は,かねてより,「教えて先輩」という企画に講師として参加していた関係で,その記念式典・祝賀会の準備会合に参加していました。その席上,諸先輩方より,34期生も記念式典・祝賀会に沢山参加して欲しい旨の要請を受けました。同年1月6日には,冨田博之君(3年4組)が,六の花会のホームぺージの「期生会の広場」で,「同窓会しませんか」と呼び掛け,同年6月25日には,立山久恵(旧姓松本)さん(3年5組)が,それに呼応する形で,「同感です」とコメントしていたこともあり,私は,港高校創立100周年という佳節に34期生会を開催すべきではないかと考え,同月28日,期生会の準備会への参加を,「期生会の広場」で呼び掛け,34期生会の世話人会を結成し,準備を開始した次第です。その世話人会のメンバーは,冨田博之君,立山久恵さん,田中美佐江(旧姓平田)さん(3年5組),そして,平井龍八の4名でした。
世話人会では,各クラスやクラブ単位の同窓会を企画し,34期生の名簿に最新情報を掲載して調整するとともに,各クラスの同窓生に連絡役をお願いするなどして,各企画を実行していきました。その結果,期生会を大成功させよう,一人でも多くの同窓生を集めようという気運が徐々に盛り上がっていきました。
@ 平成22年11月26日,3年5組の同窓会(担任の片岡幸子先生にご参加頂きました)
A 平成23年3月19日,34期生の男女バレー部同窓会(顧問の安西豊先生は,ご参加頂けませんでしたが,金色のバレーボールを贈呈)
なお,別日程で,弓道部等でも,同窓会が開催されました。
B 平成23年 6月4日,再度,3年5組の同窓会(別会場で他のクラスの同窓生が集まり,二次会で合流),
C 同年 7月30日,3年4組の同窓会(田頭先生と岡本先生にご参加頂きました),
D 同年10月1日,3年3組の同窓会
このような経緯で,平成23年11月13日の当日を迎え,前述のとおり,総勢107名が一堂に会することができました。
当日は,午前9時30分から,世話人4人のほか,連絡役メンバーが集合して,受付業務を担当して頂きました。
そのメンバーは,宮地和人(3年1組)君,寺村弓子(旧姓野間口)さん(3年2組),辻幸恵(旧姓廣田)さん(3年2組),椋橋智子(旧姓藤方)さん(3年2組),山本敏明君(3年3組),中井清隆君(3年3組),岸本加依(旧姓土肥)さん(3年3組),奥村久仁子(旧姓熊田)さん(3年3組),安達三貴子(旧姓田中)さん(3年3組),松井伊佐雄君(3年4組),片岡三和子さん(3年5組),森本久美(旧姓三宅)さん(3年5組),荒木一恵(旧姓宮本)さん(3年6組),肥後和文君(3年7組),麦踏勝吉君(3年8組) です。
開会前に全体写真を撮影した後,午前11時より,開会。司会は,世話人の立山さんと田中さんが担当。可愛らしい声で,スムーズに司会進行をして頂き,場内の雰囲気が華やいだことはいうまでもありません。
冒頭,冨田君が,代表挨拶。落ち着いた物言いで,会合が引き締まりました。
そして,物故者への追悼。残念ながら,恩師では,安西豊先生(保健),伊部恭子先生(英語),同窓生では,揚田真由美さん(3年4組),久米真弓さん(3年5組)が,ご逝去なされており,参加者一同,黙祷してご冥福をお祈りしました。なお,安西先生は,同年3月にお会いした際には,ご健在のようにお見受けしましたが,期生会開催直前に急逝され,本当に残念でなりませんでした。
その後,田中勇作君(3年4組)が音頭をとって乾杯。あまりにも立派な挨拶だったため,参加者からは,「優さん,立派な挨拶やったで!」との声が送られていました。
乾杯の後,歓談に移り,その間,山本君には34期生のアルバムの映写や写真撮影を担当して頂きました。その時に撮影した写真は,後日,サイト上で配信されましたが,撮影された同窓生の顔は,どれも満面の笑みを浮かべており,とてもよい思い出になりました。
歓談の後,ご参加頂いた恩師をご紹介し,壇上に上がって頂きました。そして,先生方から,30年前の想い出話をご披露頂き,期生会から先生方へ記念品を贈呈させて頂きました。なお,田頭先生からは,5年後にも期生会をしようとのご提案を頂きました。
最後に,私から,閉会の挨拶をさせて頂き,三本締めで,無事,期生会を終えることができました。
期生会を終えて,多くの同窓生から,感謝の声が寄せられました。期生会を大成功に終えることが出来ましたことは,ひとえに,世話人を引き受けてい頂いた冨田君,立山さん,田中さんをはじめ,連絡役等を引き受けて頂いた多くの同窓生の皆さんの協力と努力の賜物であります。この場を借りて,改めて,お礼を申し上げたいと思います。本当にありがとうございました。
今後,田頭先生のご提案を受けて,5年後に第2回の34期生会を開催する方向で,少し休んだ後,また始動したいと考えています。
それまで皆さんお元気で!
またお会いましょう!
以上
なお,本稿は,六の花会の山上会長より要請を受け,本年度の会報に期生会便りとして寄稿するために執筆したものです。34期生会に至る経緯や開催のノウハウといったものを後日のために記録として残すことは,有意義であると考え,あえて詳細に記述しています。残念ながら,期生会便りは,字数制限があるため,全文掲載はなりませんでしたが,期生会便りご担当の田中裕先輩(31期生)のお計らいで,「期生会の広場」にて,全文掲載させて頂くことになったものです。田中先輩には心より御礼申し上げます。